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京都写真集 マガジン20号
府域 岩清水八幡宮 男山 御牧 美豆
井手 生野
岩清水八幡宮
岩清水八幡宮にはケーブルで登りました。京阪電鉄八幡市駅の側に乗り場が
あります。所要時間3分。往復で400円です。この男山の標高は142メーターです。
八幡宮南総門です。
源氏とのゆかりが示されています。
1634年に建てられたという本殿です。
(男山二首) 「註」 二首とありますが実際は一首のみの記載です。
◎ 「今日の駒はみつのさうぶをおひてこそかたきをらちにかけて通らめ
(225ページ)
正面の鉄塔の向こうにある山が天王山です。左手の鉄橋の切れるところに、
わずかに見える山が男山の右端になります。
同じく同所からです。大阪湾から37キロという標識です。
この画像は関西電力美豆変電所のものです。無断で使わせてもらっています。
ここにある「美豆」は久御山の玉田神社から直線距離で3キロは離れています。
久御山の方は男山から遠いのですが、この美豆からは男山はすぐです。
西行の時代は川の流路が現在とは違いますし、かつ巨椋の池がありましたので、
宇治川と木津川に挟まれた一帯は「美豆」と言っていたのかもしれません。
それにしては、この美豆のすぐ北が「淀」ですし、あるいは「美豆」は
2ヶ所あったのかもしれません。
岩清水八幡宮からみた美豆です。現在工事中の手前の高速道路の向こうが
美豆になります。男山と近いものです。