もどる


  東北写真集 02

  2008年04月14日〜17日

 福島県白河市 (白河の関の森公園白河神社)

 福島県福島市 (信夫山医王寺・花見山)

 福島県郡山市 (郡山市内・三春町)

 栃木県日光市 (東照宮〜華厳の滝

【信夫・しのぶ】

01    さきにいりて、
しのぶと申すわたり、あらぬ世のことに
     おぼえてあはれなり。都出でし日数思ひつづくれば、
     霞とともにと侍ることのあとたどるまで来にける、
     心ひとつに思ひ知られてよみける

  都出でてあふ坂越えし折までは心かすめし白川の関
         (岩波文庫山家集130P羇旅歌・新潮1127番)

02    あづまへまかりけるに、
しのぶの奧にはべりける
     社の紅葉を

  ときはなる松の緑も神さびて紅葉ぞ秋はあけの玉垣
         (岩波文庫山家集130P羇旅歌・新潮482番)

03    ふりたるたな橋を、紅葉のうづみたりける、渡りにくくて
     やすらはれて、人に尋ねければ、おもはくの橋と申すは
     これなりと申しけるを聞きて

  ふままうき紅葉の錦散りしきて人も通はぬおもはくの橋

     
しのぶの里より奧に、二日ばかり入りてある橋なり
     (岩波文庫山家集130P羇旅歌・新潮1129番・夫木抄)

福島駅からバスで信夫山の登り口近くまで行きました。桜も満開でした。





ひととおり歩いて回りました。



信夫山から見た風景。町は福島市街、西の雪の山は吾妻連峰でしょうか?



羽黒神社への坂道です。



信夫山の羽黒神社本殿。もちろん出羽の羽黒神社を勧請したものです。



羽黒神社の大わらじ。実に巨大なものでした。



信夫山にはカタクリやショウジョウバカマが自生していました。



福島市です。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー