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西行庵の少し前の「奥の千本」にある苔清水です。芭蕉の「野ざらし紀行」に
よれば、芭蕉以前から「苔清水」と命名されていて、「とくとくと・・・」という言葉も
知られていたようです。また、西行の歌とも伝えられている
「とくとくと落つる岩間の苔清水・・・」の歌は芭蕉も西行の歌として
認識していたようです。ただしこの歌は西行全集にはありません。
下の一枚は、Y 様の撮影画像を拝借しました。西行庵と説明板です。
Y 様撮影画像です。吉野の西行庵。建て替えられてからそれほどの年数が経過して
いないようです。西行庵には、おそらくは明治の末までは断続的に人が住んでいたものと
思えます。西行を慕った似雲も住んだことがあるのではないかと想像します。
西行庵の西行像です。この西行像については私にはデータがありません。
比較的、新しい像と思います。
記念の撮影を済ませてから、いよいよ昼食です。13時を過ぎていたでしよう。N さんと M さんによる
暖かな味噌汁とコーヒー、そして Y さんの、お手製のケーキをご馳走になりました。
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