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京都写真集 マガジン14号 15号
伏見区西部 城南宮 鳥羽離宮跡 安楽寿院 西行寺
伏見区中部 御陵参道 藤森神社 伏見稲荷大社
伏見区東部 醍醐寺 上醍醐
(京極太政大臣、中納言と申しける折、菊をおびただしきほどに
したてて、鳥羽院にまゐらせ給うひたりける、鳥羽の南殿の
東おもてのつぼに、所なきほどに植ゑさせ給ひけり。公重少将、
人々すすめて菊もてなさせけるに、くははるべきよしあれば)
◎ 君が住むやどのつぼには菊ぞかざる仙の宮といふべかるらむ
(86ページ)
◎ なにとなくものがなしくぞ見え渡る鳥羽田の面の秋の夕暮れ
(62ページ)
鳥羽離宮南殿跡
鳥羽南殿跡は、現在は公園になっています。
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城南宮
城南宮の由緒の立て札、庭園。本殿、庭園の杜若です。
西行を語る上でもこの宮と付近は大変に重要なものです。
藤原定家の「明月記」でもたびたび出てきます。定家さんも後鳥羽院に
振りまわされて、しばしばここに来ています。お定まりの愚痴をこぼしています。
現在は4月29日と11月3日に曲水の宴が催され、その模様はテレビで
放映されます。
以下は2004年9月16日撮影です。植物は女郎花と五葉の松です。
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