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京都写真集 マガジン02号から09号
右京区西部 嵯峨 保津川 二尊院 化野念仏寺 大覚寺 広沢の池 遍照寺
右京区東部 源光寺 広隆寺 仁和寺 法金剛院 鳴滝 二條天皇陵 竜安寺
右京区北部 清滝川 神護寺 高山寺 西明寺
嵯峨(大井川東岸)
亀山公園入り口に立つ石碑です。亀山の仙洞御所は後嵯峨上皇が築造し、
のち、亀山上皇が住みました。今の天竜寺から嵐山一帯にわたる広さでした。
この時に吉野から山桜を移植したようです。
「萬代のためしにひかむ龜山の裾野の原にしげる小松を」 142P
上から順に小督庵跡碑、同、琴聞橋跡です。
小督は「平家物語」では成範の娘とあります。成範とは岩波山家集の209ページに
出てくる しげのり です。しかし、平家物語はあくまでも読み物ですので、史実に
忠実ではありません。しげのり は信西入道の五男ですが、長男とされています。
現在の小督庵の内部は高級料理店になっています。
「琴聞橋」は高倉帝の命により、源仲国が小督を捜しにきて、小督の引く琴の音を
聞いた場所のようです。
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保津川
丹波山地に源を発して、嵐山に注ぐ川です。特に亀岡盆地から嵐山までの16
キロメーターを指します。保津峡はまた嵐峡ともいいます。
角倉了以がこの川の開削をして、船便が利用できるようになりました。
下の写真はトロッコ列車の保津峡駅からの物です。
「氷わる筏のさおのたゆるればもちやこさまし保津の山越」 94P
下の三枚は嵐山中腹にある「大悲閣」からの撮影です。
京都市街まで見渡せます。絶景と言ってもいいでしょう。
下の河は保津川です。2002.05.03撮影。
保津川下りの舟です。亀岡市を起点にしています。
保津川には、こんな舟さえ行き来しています。でも、亀岡からではないでしょう。
水深のないところは航行できませんので、1部分だけだと思います。
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