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京都写真集   マガジン12号  13号  42号  43号  44号  45号
 
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仁和寺

仁和寺は888年、宇多天皇が建立し、年号をとって仁和寺としました。
御室御所ともいわれ、第一等の門跡寺院です。何度も火災にあい、そのたびに
復興しています。現在の仁和寺は1913年の建立によります。
下はニ王門です。この寺の場合は仁王門とは表記しません。
1156年、保元の乱で敗れた崇徳天皇は仁和寺に入って剃髪しています。
その時に西行もかけつけています。

仁和寺1

この5重の塔は江戸時代のものです。

仁和寺2

黄桜です。

仁和寺3

御室桜(お多福桜)と五重の塔です。樹高があまり高くなく、
花が低いことによって、鼻が低いというお多福に掛けています。

仁和寺4

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鳴滝川            2002/09/21撮影

仁和寺の西方1キロほどの所に鳴滝はあります。
画像は鳴滝本町の鳴滝橋の上・下流です。
じつはこの川は鳴滝川というよりも御室川といわれることの方が多い
ようです。鳴滝川と言われる部分は1キロほどの長さであって、
下流で天神川と合流しています。昔は下流域で洪水被害が
多かったようです。

しばしこそ人めづつみにせかれけれはては涙やなる瀧の川」 151ページ





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法金剛院
                  
法金剛院は花園にあります。双ケ丘の南麓に位置します。以前は広い敷地が
あったそうですが、新丸田町通り施設の為に提供したということで、現在は
それほど広くはありません。
鳥羽天皇の中宮、待賢門院が1130年に寺観を整えて「法金剛院」としました。
待賢門院は1142年この寺で落飾し、1145年崩御。
西行にとっとも格別のゆかりのある所です。山家集にもたくさんの記述があります。
下は女院に仕えていた女房の一人、待賢門院堀河の歌碑です。
百人一首第80番です。

法金剛1

待賢門院桜という名がつけられている紅枝垂れ桜です。
若い樹ではありません。

法金剛2


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